社交不安障害者の初就職

memories

大学時代を卒業する前に、自分の非社交的な部分を全面に押し出して生活するようになり、それ以前とは、かなり変わった人間として生きるようになり、社交ができないので、個人として生きようと思っていました。しかし、就職してみると、職場の人間関係、チームワーク、集団での活動、上下関係などが大事にされています。「自分は人間関係、人間性はダメだが、仕事は人一倍頑張るので、それで問題ないのだ」などと思っていたのだと思いますが、そのようなことは通用しませんでした。

また、自分の態度やマナーも傲慢、独善、ずうずうしく、恥知らずになっていました。森田正馬の言う純な人間性の反した悪い例になっていました。弱者になりきることができずに、孤高という虚勢を張っていたのです。ホーナイの理論にかぶれて、非社会性、非社交性をそのまま、出して何が悪いのだというようになっていました。昼食、夕食なども基本ほとんど、一人でボッチで取り、休日などもほとんど、一人で活動していました。

ただし、学生でなくなり正社員として就職してフルタイムで働いてみると衝撃的に感じたことも多々ありました。すぐにみんな、みんなと集団を重視し、仕事や上下関係等で、軍隊のように感じました。

仕事の定時が終わった後も、改善活動などのミーティングがあり、自主参加という建前でしらたが、雰囲気などから参加は必須でした。週末なども職場の行事があったり、職場旅行もあり、常に職場集団と一緒という感じでした。

高校、大学は自由な感じだったので、フルタイムで働く社会人になってみると、「日本は、こんな軍隊的な国だったのか。もっと民主主義で法治国家だと思っていた」と感じました。その会社では3年間ほど、働きましたが、生意気で非社交的な変な奴として嫌われ、嫌がらせやいじめにあい、それらに負けて退職することになりました。これにより、就職社会の厳しさ、冷たさ、理不尽さを強く体験し、社会や人々に対する信頼も失いました。

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