森田療法は、精神疾患(神経質、神経症、ノイローゼ)に対する治療法として、森田正馬博士が開始した生活療法で、多くの患者に支持されて、現在まで引き継がれています。
大学時代に精神疾患、心理学の本を読み漁っているうちに、森田療法にも興味を持ち、森田療法の自助グループの「生活の発見会」があることを知り、会合にも何回か、参加しました。
森田療法の森田理論といわれる、理論面については、用語について古さを感じるものがあったり、内容についても、あまり納得のいかないものがありました。
例えば、森田理論では、精神疾患(神経症)の原因として、もともとの遺伝的に細かいことに神経質にこだわる素質に続いて、症状や身体の状況に注意を固定したため、症状が発生、悪化したといいます。
私は、このような状況はあるが、それは原因の本質ではないと感じました。
私は、人との関係をよくしようと細かく注意したり、人からの視線を人一倍気にした結果、自然と振舞えなくなったというような感じはありませんでした。
突然、自然に人づきあいができなくなってきたという感じでした。
当時、視線恐怖の症状等が強く、「生活の発見会」の会合に参加した時も、前の席の参加者の視線がきになって、自分の視線をぐるぐる動かしたりして、疲れたのを覚えています。
私は、症状、症状による社交生活の失敗に対する抑鬱、劣等感、恥辱感、不安感などが発生し、それらは森田療法に基づく行動でも改善しませんでした。
森田療法では、症状・感情をあるがままにして、行動、生活していくうちに、症状が改善していくといいますが、簡単にはうまくいきませんでした。
また、もともと、特にあるがままでなく、行動、生活していたともおもいませんでした。
そして、「生活の発見会」も数回参加した後は、参加しなくなってしまいました。
当時の私は、森田療法の良い部分は良く分かっていませんでした。
今では、森田療法は、精神疾患者の生活方法、行動方法、治療方法として、一般的には、存在する最善のものだと思います。
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