おすすめ書籍(鈴木知準著)

鈴木知準(1909 – 2007)
知準氏の名前の読みは、「とものり」ですが、森田博士と同じように、漢字の音読みの「ちじゅん」という呼び名も使われていたようです。
1909年(明治42年)に静岡県で生まれました。中学在学中(14〜15歳頃)、強度の不眠、胃部不快感、吃音(きつおん)恐怖、雑念恐怖などの神経症に悩まされるようになり、1年間休学して療養に専念したものの症状は改善しませんでした。
その後、森田正馬の著書を読んで感銘を受け、森田正馬の自宅兼医院へと赴き、直接入院森田療法を受けることになり、短期で神経症が全快します。
東京帝国大学(現・東京大学)医学部へと進学・卒業し、医師となって、森田正馬の指導も受けながら研鑽を積み、1951(昭和26)年、自身の鈴木知準診療所を開設し、本格的に入院森田療法の実践をスタートさせます。
2007年に97歳で死去しました。

鈴木知準氏の著作物について
以下のように1960年代から1980年代にかけて、出版されましたが、残念なことに現在は、全て発売停止となっているようです。
これらの内、英訳されて出版されたものも、ないようです。
私は、赤字の3冊を所有していますが、3冊とも、素晴らしい内容です。

1980年代

  • 不安解決の講義(誠信書房, 1987.2)
  • 神経症はこんな風に全治する(誠信書房, 1986.3)
  • ノイローゼ全治の道を語る(誠信書房, 1984.6, ISBN 4-414-42806-8)
  • ノイローゼの積極的解決(誠信書房, 1980.4)

1970年代

  • 森田療法を語る(誠信書房, 1977.6)
  • ノイローゼの話し合い療法(誠信書房, 1976)
  • ノイローゼの治し方(白揚社, 1974)

1970年(複数版あり)

  • ノイローゼの生活指導(誠信書房, 1970.2)
  • ノイローゼ全治の記録(池田書店, 1970.4)
  • ノイローゼの治し方(池田書店版)(池田書店, 1970.10)

1960年代

  • ノイローゼの体験療法(誠信書房, 1969.2)
  • ノイローゼ全治の記録:不安を越えた人々(池田書店, 1967.3)

鈴木知準氏関連の著作物
以下は、鈴木知準氏の著書ではなくて、入院治療体験者の記録だそうです。
私は未読ですが、いつか、購入して読んでみたいと思います。