鈴木知準診療所の入院患者の体験談1

morita-therapy

私自身は、森田療法の入院治療を受けたことはありませんが、鈴木知準氏の著作から、入院治療を受けた患者の体験談を引用させてもらいたいと思います。

森田療法の症状等を持ったまま、日常生活の必要な行動に入っていくことを数年間続けることにより、症状および、日常生活の質が向上していくことが述べられています。

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「ノイローゼの積極的解決」(誠信書房, 1980.4)より
 昭和五十四年記述、診断関係妄想性対人恐怖、入院昭和五十一年、入院時年令十九歳、発病年令十三 歳、大学学生、遺伝的に父が神経質の傾向を有する。

この方は、四ヵ月間の入院生活の後、二年後には、全治と言えるほどに、症状が改善しています。それでも、ここまで来るには、入院生活も合わせると二年四カ月といった、期間が必要で、その間は、症状を持ったまま放置して、必要な日常の活動に入っていくことを継続していました。

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