留年などを繰り返し大学生活が長くなるにつれ、私のメンタルヘルス、社交不安障害および、社交生活も悪くなっていきました。
ホーナイの理論は、メンタルヘルス、自分の精神障害について、画期的な洞察を与えてくれましたが、治療、改善の意味では、当時はそれほどの効果はありませんでした。
私はまた、森田療法の方へ、頼るようになっていったのだと思います。
ここで、自分の読書経歴から、優れていると思う、森田療法関連の書籍について述べたいと思います。
森田療法関連の書籍で、一番に挙げるべきは、やはり、森田正馬博士自身の著作や言動の記録だと思います。
『森田正馬全集』(白揚社版・全7巻)や、その他の単行本です。
森田博士自身の著作である『神経衰弱及強迫観念の根治法』『対人恐怖の治し方』『恋愛の心理』なども大変面白いですが、形外会記録、患者との質疑応答、患者の日記指導、入院患者の日記、森田博士との問答なども非常に面白く、現実離れした神経質の患者を博士が、自身の人間・人生哲学、神経質理解に基づいて、入院生活、日常生活の中で、叱咤、指導していく様子が、森田療法の原点、出発点として、感じ取ることができます。
自分の本棚を確認すると、森田博士自身の言動が主に記録された著作として、現在は、以下の4点だけでした。
- 森田正馬著 神経質と脅迫観念の根治法 白揚社
- 森田正馬著(高良武久編) 対人恐怖の治し方 白揚社
- 森田正馬著 水谷啓二編 自覚と悟りへの道 ノイローゼに悩む人のために 白揚社
- 生活発見会編 現代に生きる森田正馬のことば Ⅱ 新しい自分で生きる 白揚社
何年もこれらの本は、読んでいませんでしたが、久しぶりに時間がある時に読んでみようと思います。
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