なぜ、自分は高校生頃から、社交不安障害(対人恐怖症)等を発症し、何十年も苦しむことになったのか?
それは、健康な体の人が、ある時、病気に感染して発症したというようなものでなく、元々、ホーナイの言う神経症の性格構造(基本的不安があり、それをカバーするための神経症の仕組み:栄光の追求、神経症的誇り、神経症的要求、自己中心、神経症的幻想など)に育っていて、不安障害性格構造(ホーナイの言う神経症)でカバーできなくなった矛盾、不安が症状などとして出てきたのだと思います。
自分はずっとこの不安障害・神経症の性格・人格で生きてきたので、普通のもっと精神的に健康な人の内部の感覚は、良く分からないのですが、やはり、色々違うのだろうと感じることがあります。
自分は、症状を発症する前から、それなりに壊れていたのだと。
ホーナイの言葉では、
“…しかし、このような人の外面的な姿が少しも当てにならないことは言うまでもない。彼らは突然のように外出恐怖症や機能性心臓疾患になって、自分でも当惑し、どうしてこんなことになったのかと不思議に思う。彼らはこれまでいつも完璧な生活をし、クラスではリーダーであり、世に出ては組織者となり、配偶者や親としても模範的であった。ところが、やがて彼らのいつものやり方で処理できない事態が必ず起こってくる。しかし、彼らはそれを処理する他の方法を何一つ知らないので、心の平衡を失う。分析家はこのような人と親しくなり、彼らが非常な緊張の下で行動していることが分った時、むしろ、これまで大した障害もなくよく無事に過ごしてきたものだと驚くのである。…”
(神経症と人間的成長、第3章〈べき〉の専制 より引用)
ホーナイの偉大な所は、メンタルヘルス障害者の多様なキャラクターと障害症状にもかかわらず、それらには、共通の構造と動作原理・仕組みがあることを明らかにした点だと思います。
物理学に例えると、多様な物質がありますが、内部を研究していくと、共通の電子、陽子、中性子から成っていて、これらの結合の仕方により、多様性がありますが、深い所では、共通の要素、原理、仕組みで動いているのに、似ていると思います。
↓以下のランキングサイトバナーのクリックをお願いします。


コメント